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微速度撮影の上手な撮り方

アグリハイテックでは、お手持ちのデジカメでも微速度撮影が出来るようになるリモコンを取り扱っています。このリモコンがあれば、インターバル撮影機能付きのカメラを購入しなくても、微速度撮影を実現できるのです。そんな微速度撮影にこれから挑戦したいとお考えの方は、前もって撮り方のコツを覚えておくと、よりスムーズに撮影することが出来ます。

微速度撮影とは?

微速度撮影とは?

一定間隔で連続して撮影した写真を繋げ、映像にするための手法を「微速度撮影」といいます。

微速度撮影を活用することで、長時間の変化を短時間に収縮して表現する事が出来ます。雲の流れや星の流れを撮影したものが有名ですが、発想次第で様々なシーンに活用できます。

撮影方法

● 事前準備

撮影後のプレビューは必要なくカメラも固定するので、プレビューと手振れ補正はオフにします。画質モードは、RAWの場合は現像処理が必要になりますが、解像感やノイズリダクション、ホワイトバランスやハイライトのリカバリなど、調整幅が大きいです。それが面倒であればJPEGに設定して下さい。また、撮影時間が倍になるので、長時間露光時のノイズ低減はオフにします。ホワイトバランスは、オートだと画像一枚一枚の色味がバラバラになるのでマニュアルに設定します。

夕日撮影時に日陰マークに設定するとより鮮やかな赤味になります。夜景まで撮る場合は、青と赤の色合いが絶妙になる蛍光灯マークをおすすめします。夜景を蛍光灯マークで撮影すると青っぽく美しく撮れます。

● ピントを合わせる

撮っている間にピントがずれないようにしっかりと固定します。合わせ方は構図次第で変わりますが、景観の主体になる物の左右どちらかにて寄せ一方に広がりをみせたり、主役を手前にもってきて奥行きをだしたりする方法があります。撮影中にピントは変えられないので、納得が行くまで調節して下さい。

● 撮影シーンで変わるポイント

撮影シーンで変わるポイント

徐々に暗くなる夕暮れの撮影では「絞り優先」にします。絞り優先は夕暮れ時の激しい露出変化にも対応可能です。

一方、露出の変化がない夜景はマニュアル露出で固定するのがおすすめです。
自動露出にすると各コマに露出のバラつきが出てしまい、違和感が大きくなります。

また、昼間の雲の動きの撮影ならNDフィルターを使用し、シャッタースピードを遅くするとチラつきが抑制されます。

普通の見慣れた風景も、微速度撮影を活用することで映画のコマ落としのような素敵な映像になります。微速度撮影ならアグリハイテックの商品をご利用下さい。
アグリハイテックのリモコンは、デジタル一眼レフの赤外線リモコン機能を用いて、バッテリーの限界まで指定した間隔で撮影する事が出来ます。
これから微速度撮影に挑戦しようとお考えの方や、新しい機材をお探しのカメラマンの方も、ぜひ一度お試し下さい。